★代表紹介
    
    2011年3月11日14時46分。
    東京都の路上、トラックを運転中に震災を体感する
    もちろん誰も経験したことのない大きく長い長い横揺れ。
    ラジオから流れた震源地は なんと遠く離れた、東北沖…。
    
    不安定な福島原発に 東北へ行く事は時期早尚かと躊躇していたが
    知人がGWに名取市のガレキ撤去ボランティアに行った事を聞いて刺激を受け
    9月に震源地近くの宮城県石巻市牡鹿半島にツアーバスにてボランティアへ。
    全く手付かずの被災現場が延々と続く光景に唖然とする。
    
    2012年元旦。初めて大川小学校にお参りに。手を合わせ花を手向け校庭に立ち裏山を見上げ、かけ上ってみた。
    哀しみの感情以外、その時は何もなかった気がする。
    
    
    震災直後に藤吉裕二氏が設立したボランティア団体『笑顔届け隊』に初めて参加したのが2012年秋の第36陣。
    
    宮城県石巻市で活動。海岸清掃、炊き出し、仮設住宅での傾聴やイベント開催、花壇造り、運動会、餅つき大会、3・11には慰霊祭など。
    
    
    リピーターが少なくなる中、だんだん運営に関わるようになり、バスの手配やレンタカーの運転、現地ではトラックを運転するようになり、市民との交流を深め
    石巻の魅力に惹かれていく。
    
    そして2014年春・笑顔届け隊の代表に就任し2015年3月の第95陣(解散)まで月2回の活動を務める。
    
    諸事情により一時は東北ボランティア活動をやめようかと思ったが、まだまだ仮設住宅で踏んばってる人達がいる、肉親を亡くしても未来の命のために発信してくれてる人達がいる、かさ上げも新しい町づくりも見えてきたとは言えない…。
    
    2015・7・7 『Kissin’heart 東北』を設立。
    2017・3・11の七回忌を1つの区切りに
    月1回 東北復興ボランティア活動を継続する決意を固める。
    
    笑顔届け隊のように 大きなイベントは出来なくても、自分を含め参加者が 出会った1人1人の心にもっと寄り添い 心の交流を継続していけるような キメ細かい活動がしたいと命名。
    
    そして石巻、東北を好きになってもらい
    
    「震災を忘れないで 語り継ぐ」
    「亡くなった人の想いを、生きてる人が結実する」
    「困ったらお互いさまで助け合う」
    
    震災があったからこそ、こんな温かく素敵な国に変わった…と
    
    そんな日本の未来を描いて
    
    『Kissin’heart 東北 』
    
    代表   橋本 欣明(ヨシアキ)